函館・道南圏の日々を伝える!
函館電子新聞 hakodate-e-news.co.jp |
|
 |
〜前市長・井上博司氏が現市長・西尾正範氏の07函館市長選挙戦での言動等を訴えた損害賠償請求訴訟〜
地裁敗訴の原告・井上博司氏、
「地裁判決はいくつもの事実誤認があり、納得できない」とし、
「上級審に判断を仰ぐ予定」として控訴する意向!
<<<井上、西尾両氏コメントを発表>>>
函館地裁(蓮井俊治裁判長)は28日、前市長・井上博司氏が現市長・西尾正範氏の07函館市長選挙戦での言動等を訴えた損害賠償請求訴訟で、名誉棄損及び損害賠償請求を「いずれも棄却」との判決を言い渡したが、原告の井上博司氏、被告の西尾正範氏ともに、コメントを発表し、井上氏は「地裁判決はいくつもの事実誤認があり、納得できない」とし、「上級審に判断を仰ぐ予定」として控訴する意向を示した。
以下、井上原告、西尾被告双方の報道機関に対するコメント(原文そのまま)は次の通り。
【井上博司コメント】
1、当方の主張が認められず大変残念です。
2、判決には、いくつもの事実誤認があり、遺憾に思います。
3、悪代官発言が、評論の域とは社会の常識とずれているように思われます。
4、地裁判決には納得できませんので、上級審に判断を仰ぐ予定です。
【西尾正範コメント】
本日(4月28日)、函館地方裁判所において、平成19年4月の函館市長選を巡る「名誉棄損訴訟」に対する判決が出ましたが、裁判所が今回の訴訟の内容をよく調査し、判断していただいた結果だと思っております。
(22.4.28)
函館市の09年度・介護給付費「財政調整交付金」約1億3千万円過小請求問題
救済ほぼ絶望的な様子!
すでに庁内では「幹部職員(課長以上)260名余で
1人25万円を負担云々」などの話飛び交う
前代未聞の何ともひどい有様で、西尾市政の無様な実態を如実に示す!
函館市が国から受ける2009年度の介護給付費「財政調整交付金」を過小請求し、約1億3千万円も不足する可能性が表面化している問題は29日までに、救済措置がほぼ絶望的になっているようだ。
国(厚生労働省)は、函館市に対して今回の交付金申請に関し、「3回にもわたって間違いがないようにとの通達を出した」(庁内関係者・事情通)といわれ、にもかかわらず市は「あってはならない、重大な申請ミスをした」(同)ということになっている。
このため、すでに市庁内では1億3千万円の穴埋めをどうするかという話になっている様相にあり、「幹部職員(課長以上)260名余で1人25万円を負担し、業者に対しても負担をお願いして調達する」とか、「部次長以上は40〜45万円を負担してもらう云々」などの話が飛び交っている。
前代未聞の何ともひどい有様で、このことは西尾市政の無様な実態、ガバナンスのなさを如実に示し、「まさしく仕事らしい仕事をしていないことの現れ」(事情通)等々の指摘が行われている。
不祥事・不始末等々の連発・連鎖で、市史上「最悪の市政」「歴史に残る体たらくな市政」と言われても仕方がないほど中身・実態はひどくなっている。
議会関係者らは「簡単にみんなで負担などと言っているようだが、庁内で大きな問題になるのではないか」とも語っている。
(22.3.29)
【有料サイト/インサイト・ニュース追跡ページ】から一般公開
市補助金の中から9百万円「流用」のロシア極東大・ロシアセンター整備問題で
西尾市長、業者を直接指名の「天の声」疑惑が急浮上!
昨年10月のウラジオストク訪問中のバスの中で
同行の業者に対して「工事はあんたのところに」云々?
<<<副市長と企画部長「業者選定に不透明感」「手続きに問題あった」等々と答弁>>>
ロシア極東国立総合大学函館校内の「函館ロシアセンター」の整備費が当初見込み(2千8百万円)よりも大幅に脹らんで約9百万円を函館市の補助金などから役員会・理事会に諮ることなく流用・負担した問題で、整備を担当した工事業者を西尾市長が直接指名したのでないかとの疑惑が急浮上している。
現在開会中の市議会予算特別委員会でも志賀谷議員(公明党)の質問に対して、工藤副市長が「業者選定に不透明感がないわけでもない」と答弁しており、水面下では、昨年10月7日に西尾市長を団長とするウラジオストク公式訪問団(13人で構成)がウラジオストク市を訪れ、ロシアの政府系財団「ロシアの世界」からロシアセンター整備に関して設計図の変更説明などを受けるなどし、「バスで移動する際に、西尾市長と同行(メンバーは5人とかで、中には阿部善一市議会議長も一緒だったといわれる)していた業者に対して市長が『工事はあんたのところでやってもらう』と、いわゆる『天の声』発した」との話が同行関係筋や学園関係筋等から出ている。
この「天の声」疑惑に対して、西尾市長は「言った記憶がない」などとしているといわれるが、志賀谷議員が「整備費負担は年間3千万円の市の補助金が流用されたと解釈できる」「市内の資材会社が請け負い、予定より広くなったため市内の建設会社と提携して整備した」などとし、時期や業者選定の経緯等々の疑惑を質した3月17日の予算特別委員会では渡辺企画部長と工藤助役が次のような注目される答弁をしている。
渡辺企画部長
「市がウラジオストクを公式訪問した昨年10月7日に財団の「ロシアの世界」側から1階の部屋の設計図を受け、同10日に場所を2階に変更することが決まり、学園(学校法人函館国際学園)が業者にも話をした」
「11月4日のラブロフ外相の来函に合わせた急な整備だったが、補助金からの支出が理事会の承認なしに行われたことは不適切」
工藤副市長
「一連の手続き、手順が適正になされたか疑問がないわけではない。なぜこのような事態が生じたか調査し、適切に対応したい」
〜道新と函館新聞3・17報道より〜
工事を請け負った2社(資材会社のK社が受注し、T社に丸投げしたといわれる)は西尾訪問団に同行し、バスの中でも一緒だったとされ、財団の説明にも立ち会っている。
ウラジオストク・財団訪問は10月7日で、工事契約はその訪問直後に見積もりも取らず、理事会にも諮らことなく行われたといわれている。
志賀谷議員は質問の中で、「学園が市の補助金などから運転資金約1千万円を蓄え、その中から9百万円が支払われたことは補助金の目的外使用で、市の補助金交付規則にも違反している」などと指摘した。
(21.3.19付函館電子新聞・有料サイトより) |
(21.2.22)
一般会計1、248億2千4百万円、前年度当初比2.0%増/函館市の新年度予算案
地域経済活性化施策として計33億5千4百万円
財源不足の拡大し、本年度比5億円近く上回る42億6千9百万円にも
企業会計/全体で約50億円もの単年度赤字という見事なまでの大赤字予算
函館市は10日、、一般会計で1、248億2千4百万円、前年度当初比2.0%増の平成21年度予算案を発表した。
「教育立市・人材育成都市実現」と「地域産業の振興と雇用環境の向上」の2点を重要目標として掲げたとし、この中で地域経済活性化施策として雇用の確保・増加対策に5千百万円(緊急雇用対策50人を6カ月間採用など)、観光ブランドのPRなどの観光振興施策の充実に5千3百万円を計上したほか、地域産業支援対策に13億4千5百万円、公共事業に2月補正・前倒し発注分を含め19億5百万円の計33億5千4百万円を予算付けしている。
開港150周年記念事業については事業費1億6千万円とし、このうち実行委員会事業費は1億2千万円としているものの、市の負担分は4千万円で、残り8千万円は民間とし、果たしてこの大不況の中で民間企業等々が8千万円も負担できるのかどうか早くも議会すじなどから疑問の声が上がっている。
全体としてさして特筆すべき内容はなく、各種行事の事業費が目立つ程度の相変わらずの総花予算となっている。
むしろ重大な問題は財源不足の拡大で、本年度(20年度)の37億8千3百万円を5億円近くも上回る42億6千9百万円にもなって一段と深刻度を増している。
この42億6千9百万円の対策として、行財政改革推進債で6億8千4百万円はじめ、退職手当債で何と24億8千5百万円、基金の取り崩しで1億1千万円を手当していることで、市職員の高額といわれる退職手当を払うために本年度(24億9千万円)に引き続いて膨大な借金(起債)をする状況になっている。
職員数削減などによる行財政対策効果は14億7千9百万円に止まっており、職員1人当たり平均年間約650万円の人件費削減、とりわけ本丸の賃金カットに踏み込めない西尾市政の実態を浮き彫りにしている。
なお、西尾市長の2年前の選挙における票ほしさから打ち出したバラマキの象徴である、「創意ある学校づくり推進事業費」いわゆる言うところの「校長先生の知恵の予算」ということで21年度も5千4百4拾万円を計上している。
一方、企業会計はすでに小規模になり、収支とんとんの交通事業を除いて、全ての企業会計で支出が収入を上回るという大赤字予算となり、水道事業が約15億円、温泉事業で約2億2千万円、公共下水道事業約18億円、函病の病院事業13億円などのマイナスとなっている。
企業会計全体で約50億円もの単年度赤字という見事なまでの赤字予算案で、今後大きな問題に発展すること必然だ。
(21.2.10)
函館国際貿易センター領収書改ざん問題に対する公明党・志賀谷議員緊急質問
西尾市長「第三者によって事実解明」など繰り返し、終始逃げ答弁
志賀谷議員「今回の事件は改ざん、横領であり、不正そのもの」とし、
百条委員会の設置求め行くことを表明
第3回函館市議会定例会は16日、この日の一般質問終了後、公明党の志賀谷隆議員が第3セクター、(株)函館国際貿易センターの役員による領収書改ざん問題に係わる9月11日の西尾市長答弁と、同センター職員が告発、報道関係に明らかにした証言との食い違いなどについて緊急質問した。
志賀谷議員の質問の内容は(1)領収書の改ざんは本当に1件か(職員は17件と証言)(2)この件に対して職員に隠ぺいを強要したのか(3)職員は介入を受けたといっているが本当か などで、これに対して西尾市長は不適正・不適切なのが2〜3件など数件あることを認めながらも、「第三者(三沢会計事務所)による事実解明に取り組んでおり、時間を貸してほしい」「職員の証言には合っているところ、合ってないところもある」などと答えた。
市長が質問にはまともに答えようとせず、第三者による事実解明などを繰り返したのに対して、志賀谷議員は「議会は市政のチェック機関で、第三者機関であり、資料も出せないというのは議会軽視。今回の事件は改ざん、横領であり、不正そのものだ。それを市長は不適正とか、不適切などとごまかしている。今後、百条委員会の設置を求め行く」などとと述べ、さらに追求することを明らかにした。
(20.9.16)
<<<ニューストピックス>>>
■今日(9.5)の第3回公判は電話裁判。西尾被告側が反論の準備書面提出
/井上博司前函館市長が西尾正範現市長を「名誉毀損」で訴えている損害賠償請求民事訴訟
(20.9.5)
〜井上博司前市長が西尾正範現市長を訴えた
名誉紫紺・損害賠償等請求訴訟の第2回公判非公開で開く〜
原告・井上博司前市長側、全13ページの準備書面をもって
「(西尾被告の)本件言動は虚為の事実の羅列で、事実の指摘もなく原告の名誉を毀損するもの」「論評としての域を逸脱し、一連の言動は名誉毀損の免責の対象外」などと反論
被告・西尾正範現市長側、
悪代官呼ばわりはじめ、越後屋、地回りヤクザの親分発言を特定するよう求める
井上博司前函館市長が西尾正範現市長を訴えた損害賠償等請求訴訟の第2回公判が、4日午前11時半から函館地裁で非公開で開かれ、原告の井上氏側(代理人・田中宏弁護士並びに渡邊宙弁護士)が、被告の西尾氏側(代理人・松崎勝弁護士並びに窪田良弘弁護士)が前回示した訴えに対する答弁書(反論/準備書面)に関し、準備書面(全13ページ)をもって「(被告の)本件言動は虚為の事実の羅列で、事実の指摘もなく原告の名誉を毀損するもの」「虚為の事実の羅列や人心攻撃に及ぶ言動は論評としての域を逸脱し、被告の一連の言動は名誉毀損の免責の対象外」などと反論した。
これらに対し、西尾氏・被告側の反論―準備提出はなく、ただこの日の公判で、「井上氏を悪代官呼ばわりしたのは例えで言ったのであり、どこが名誉毀損に当たるのか」、また「函館商工会議所会頭に対し悪徳商人の越後屋とし、市議会議長に対し地回りヤクザの親分と発言したとの主張に関して、特定するよう」求めた。
この日の公判には西尾氏・被告側の主任弁護士、松崎勝弁護士(東京)が初めて出席した。
今後の公判については、後日、裁判所が提示し、原告、被告に通知・協議することとし、15分足らずで終わった。
(20.7.4)
「いろいろ公約を挙げたが、公約で信任されたから
公約を進めるんだという気持は一切ない」
西尾市長、開会中の第2回定例会・一般質問(6.17)の中で答弁
「コンベンション問題も議論しだせば相当時間かかる」とも
函館市の西尾正範市長は、開会中の市議会第2回定例会の一般質問の中で、昨年春の市長選における選挙公約に関連し、「いろいろ公約を挙げたが、公約で信任されたから公約を進めるんだという気持は一切ない」と答弁した。
これは17日に市民クラブの小野沢猛史議員が「総合スポーツセンター構想に対する市長の見解とマニフェストとの関わりについて」質問したのに答えたもので、次のように語った。
「小野沢議員から、スポーツに関してのるる思いお聞きしましたが、今、こういう時代におそらく七、八十億円だと思うんですね、大型事業に手をかける勇気は私にはございません。今あるものを大事に使っていくという、今あるものをどうソフト面を充実して活用するか、ということに力を尽くしていく必要があるんではないかなと。私は公約にいろいろ掲げましたけれども、公約で私は信任されたから公約だから進めるんだという気持は一切ございません。私がやめて自分の人生の中で、このまちにとって大事なことはこういくことなんではないかということを書いただけです」
「ですから、そのまちづくりの思想、ものの考え方をこれから議論していく、公約だから進めるということではありませんから、議論、これからしていきたいと思います。コンベンションの問題についても議論しだせば相当時間かかると思いますので、お話できませんけれども、終わります」
(20.6.19)
【有料サイト/特報綜合ページ】から一般公開
〜井上博司前市長が西尾正範現市長を訴えた損害賠償等請求訴訟の第1回公判開く〜
被告の西尾氏、訴状に対する反論・答弁書の中で、
井上氏に対する「悪代官」発言を認める一方で、
当時の福島議長をしての「地回りヤクザ」や高野会頭に対する「越後屋」発言を否認
「悪代官」発言等は「公正な評論の範囲内」と主張
昨年4月の函館市長選の期間中や昨年6月の函館市議会本会議で、西尾正範現市長が選挙戦で争った井上博司前市長に対して「悪代官」呼ばわりし、また有料老人ホームの設置問題に関して市福祉部幹部に「再検討を指示した」などと助役退任記者会見などで言明したことは全く事実に反し、名誉毀損に相当するとして井上前市長が西尾現市長個人を訴えた損害賠償等請求訴訟の第1回公判が、8日午後1時から函館地裁(東海林保裁判長)で開かれ、この日までに提出された訴状対する被告(西尾正範氏)側の答弁書(準備書面)、また被告答弁書に対する原告(井上博司氏)の反論(準備書面)などの書面、さらには証拠書類確認などを行った。
被告(西尾氏)側は答弁書の中で、全面的に争う姿勢を示した。
次回公判は7月4日午前11時からとし、今後の弁論準備、手続きなどについて裁判所、原告、被告3者で協議することにした。
◆ ◆ ◆
関係者によると、被告側(代理人・窪田良弘弁護士<函館弁護士会所属>)は5月7日提出の準備書面に中で、西尾氏は井上氏を「悪代官」などと発言したことは認める一方で、当時の市議会・福島恭二議長をして「地回りのヤクザ」、また函館商工会議所の高野洋蔵会頭をして「越後屋」と発言したことは否認したといい、井上氏に対する「悪代官」発言などは「公正な評論をしたもの」と主張した。
これについて、原告側(代理人・田中宏弁護士<札幌弁護士会所属>)の田中弁護士は公判後、記者団に対して「裁判になったら井上氏に関する『悪代官』発言だけを認め、地回りヤクザや越後屋発言は否認してきた。これらは3点セットで選挙戦本番前のベルクラシックでの集会や選挙後の本会議などで明確に言っていることで大いに矛盾する。今後の議会対策や経済界との関係で使い分けてきたのだろうが、全くおかしな話だ。また発言は公正な評論の範囲内などと主張しているが、悪代官などの発言は名誉を毀損、害するものの何ものでもない」などと語った。
原告側は被告の答弁書に対する反論の準備書面の中で、「悪代官呼ばわり、越後屋、地回りのヤクザと表現し、井上市長、福島議長、高野会頭の3名には退場してもらわなければならになどの発言はベイクラシック函館での集会のみならず、総決起集会、ホテルオークランド、湯の川観光ホテルなどでの個人演説会などでも繰り返し行われている」としている。
この日の初公判には、現市長と前市長の裁判対決とあって市民多数が早い時間から駆け付け、裁判所側も数名の係官が対応、傍聴券を配るなどし、最終的には20数名が傍聴した。
(20.5.8) |
<<<函館市の部長級人事>>>
鳴り物入りの商観部再編にしては
案外の経済部と観光コンベンション部の部長人事
「西尾市政の限界を示す」「求心力増すどころか、底割れ必至」
【視点/解説】
函館市は3月19日、4月1日付の課長職以上の人事を発表、注目の部長人事が決まったが、1カ月ほど前に伝えられていた通りの部長級人事で、商工観光部の再編で誕生する経済部と観光コンベンション部の部長人事など「鳴り物入りの再編にしては案外の起用」となり、早くも内外から「西尾市政の限界を示すもの」「これでは求心力が増すどころか、底割れ必至でないか」との見方が出ている。
◆ ◆ ◆
特別職の常勤監査役に就任内定で退職する近江茂樹企画部長の後任は渡辺宏身港湾空港部長(56歳)の横滑り、起用となった。
渡辺氏はかつての社会党の函館市議、渡辺京三氏の息子で、西尾市長が市職労の専従時代の組合仲間の一人といわれ、西尾市政の性格の一端を示す人事と目されている。
公営企業管理者・水道局長に就任する中林重雄財務部長の後任には片岡格商工観光部次長(53歳)を昇格させた。片岡氏は財政畑が長く、主査、課長、次長と18年間財政を担った若手の人材。今回の部長人事で数少ないまともな起用。
問題は商観部再編の経済部長と観光コンベンション部長の人事で、特に至上命題の企業誘致問題などから経済部長が注目されたが、備前悟商観部次長(54歳)の昇格になった。
備前氏は、西尾氏企画部長時代に企画部から公立はこだて未来大学に出て、商観部次長、そして経済部長抜てきだが、鳴り物入りで誕生する経済部の初代部長として「企業誘致などの面で対外的に極めて重要で、それなりの人材を起用か」と思われていただけに、「単なる若手抜てき人事」(地元経済界)になった。
対中央、大手企業などの首脳陣らに食い込むこと等なくして企業誘致などはおぼつかない。経済に精通し、言うならばセンス、押し出しも求められ、それ相応の人材の就任を期待する向きもあっただけに今後どうなるか。
観光コンベンション部長には西尾氏の文字通りの子分、鈴木敏博市教委生涯学習部次長(53歳)の起用となった。函館観光が難しい局面にある状況下、地元経済界、観光業界などとの連携でどうなるか。経済部長人事と共に、軽量感否めない。
再編スタートにとって最も大事な人事。今人事でみる限り、ただ商観部を割っただけのようだ。
ときに、観光コンベンション部のコンベンション推進課長に前日本通運函館支店旅行センター所長の吉村純一氏(56歳)を採用し、これが昨年春の西尾氏市長選に絡む「情実人事」「情実採用」ではないかと、大いなる疑念が投じられている。
採用に当たって、「すんなり決めるのはまずいから、公募の形を取ったらどうだ」となって、公募を実施し、「結果は1人だけの公募で吉村氏に決定となった」といわれる(関係筋)。
市は「公正」人事と全面否定しているようだが、西尾氏の昨年春の市長選、後援会関係者絡みの「函館市政への介在」「市政の私物化」話はこの1年間絶えることがなく、コンベンション推進課長の民間人起用はその一端という指摘もある。
議会事務局長に大竹教雄財務部次長(53歳)、病院局管理部長に藤森和男水道局管理部長(57歳)を充てた。
いずれもたった1年ほどでの交代人事で、対馬長敏議会事務局長(58歳)は選管事務局長に追いやられ、斎藤真博病院局管理部長(58歳)は監査事務局長に回った。
議会事務局長は「俺の言うことを聞かない」ということでの交代とされ、「思えばこそ、こうですよ、と言っているのに、ダメだとなったようだ」(議会関係者)と解説されている。
病院局管理部長人事については、「特別職・病院長のもとの大事な管理部長をこうもくるくる変えて病院の再建などできるのかどうか甚だ疑問」との声が上がっている。
「今度の部長級人事などをみるに、西尾市政の底が垣間見えてきたのでないか。初めての本格人事で、見物であったが、求心力を増すどころか…、この先不満が蓄積し…。こんな人事をやっているようだと、庁内のモチベーション云々ほど遠い―」(事情通)
(20.3.24)
<<<ニューストピックス>>>
企画部長に渡辺宏身港湾空港部長(56歳)
商工観光部再編による経済部長に備前悟商観部次長(54歳)、観光コンベンション部長に鈴木敏博市教委生涯学習部次長(53歳)
財務部長に片岡格商観部次長(53歳)、議会事務局長に大竹教雄財務部次長(53歳)、港湾空港部長に高橋良弘企画部次長(51歳)など
/2.19日発表、函館市4月1日付人事
(20.3.19)
|